百人一首 グリーン色の扉no3 

平安時代~鎌倉時代初期に活躍した歌人による百首の和歌集で藤原定家によって鎌倉時代初期に編纂されたもよう。

一番歌 天智天皇

↑ ①秋の田の刈穂の庵の苫をあらみ 我が衣手は露にぬれつつ―天智天皇(中大兄皇子)38代
(現代語訳)
秋の田んぼの刈った稲穂の番をする仮小屋の、屋根をふいてある苫の目が粗いので 私の袖はよつゆに濡れて、かわくひまもないことである

二番歌 持統天皇

↑ ②春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣干すてふ 天の香具山―持統天皇(天智天皇の娘)41代
(現代語訳)
春が過ぎて夏が来てしまったらしい 夏が来ると白い着物を干すという天の香ぐ山に、白い着物が干してあることよ