
6月の第三日曜日
せみの異父母兄弟2
コナ:「ねーねー、ぎんごー」
ぎんごー:「なんだね、」
コナ:「もう あの 兄弟で旅をしているせみは どっかへ行ってしまったの?」
ぎんごー:「居るよ! ほら わしのおでこのところに。 何やら天気がころころ変わるので、困ってるよ」
コナ:「あー 本当だ いた。 きびまる いたよ・・きびまる? 何やってるんだよ!」
きびまる:「おーとっと 足元が・・・手を離さないでくれよ!」
せみの異父母兄弟:「何 なに? うちらになんかようかい?」
コナ:「やー。また会えた!別に用事はないんだけどね、君たちのコンサートを聴きにきたんだよ。なっ きびまる!」
きびまる:「うん。」
せみの異父母兄弟:「そっかい そっかい うれしーねー・・・・っていうか、きみらはセミ語がわかるんかい?」
コナ:「わかるよ!」
ぎんごー:「もろこし星からきたせいか、イチョウ語もぺーらぺらじゃ。空気も半分ぐらいは読めるんじゃよ。」
せみの:「そっかい そっかい ほんじゃ 話ははやい。 コンサートをおっぱじめるかな!。」
きびまる:「よっ! まってました。」
せみの:「みーんみーん み み み つくつくぼーし つく・・・・つく・・・」
せみの:「兄ちゃん・・また ぎんごーが 寝ちまったよ!」
せみの兄ちゃん:「またかよ! ・・・・こんな音響でよくねられるな?」
きびまる:「ぎんごーのみみが葉っぱで詰まってるのかもしれないよ!」
コナ:「そうかもね。」
全員:「・・・・・・。でも 暑い」